2014/11/06

SSDへの換装と寿命対策

Debian7.7の最小構成でOpensimサーバーを立ち上げてみましたが、やはりXS-35はスピンドルレスにして電気代を削減したく、HDDをSSDに換装しました。

そこでSSDの書き込み回数寿命が気になるので、以下のブログを参考にさせていただきながら、一応の寿命対策をしてみました。
http://1bed.saloon.jp/?p=632

以下はその備忘録です。




(1)「キャッシュバッファのタイミング延長」

現在の値を確認する。
$ cat /proc/sys/vm/dirty_writeback_centisecs
500
5 秒間隔になっています。

パラメータを設定するファイルで1分に変更
$ sudo nano /etc/sysctl.conf
以下を追記
vm.dirty_writeback_centisecs = 6000


(2)「ファイルの最終アクセス時刻更新を停止」

fstab を開く。
$ sudo nano /etc/fstab

noatime を追加。
UUID=87d8870e-4ad0-4d59-9303-5921e0f6a8f2 /               ext4 noatime,errors=remount-ro 0 1


(3)「shmのサイズ変更」

/dev/shm の tmpfs の容量の指定は, /etc/default/tmpfs の中の
SHM_SIZE=2024m


(4)「/tmp と /var/log を tmpfs に変更」

/var/log を削除
$ sudo rm -rf /var/log

fstab を開く。
$ sudo nano /etc/fstab

以下の2行を追加
tmpfs /tmp tmpfs rw,size=64m 0 0
tmpfs /var/log tmpfs rw,size=128m 0 0


(5)「~/ramdiskを1.5GBの容量を持つドライブとしてRAMディスクに設定」
$ mkdir ramdisk
$ sudo mount -t tmpfs -o size=1792m /dev/shm /home/kimiko/ramdisk
$ sudo chmod 777 /ramdisk

確認
$ df -h
tmpfs                 3.9G     0  3.9G   0% /dev/shm
/dev/shm              2.0G     0  1.8G   0% /ramdisk

サーバー起動時にマウントするように設定。
$ sudo nano /etc/rc.local
exitの前に以下を追記。
mount -t tmpfs -o size=1792m /dev/shm /home/kimiko/ramdisk

opensimをフォルダーごとここへコピーして、ここで稼動を開始

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