Debian7.7の最小構成でOpensimサーバーを立ち上げてみましたが、やはりXS-35はスピンドルレスにして電気代を削減したく、HDDをSSDに換装しました。
そこでSSDの書き込み回数寿命が気になるので、以下のブログを参考にさせていただきながら、一応の寿命対策をしてみました。
http://1bed.saloon.jp/?p=632
以下はその備忘録です。
(1)「キャッシュバッファのタイミング延長」
現在の値を確認する。
$ cat /proc/sys/vm/dirty_writeback_centisecs
500
5 秒間隔になっています。
パラメータを設定するファイルで1分に変更
$ sudo nano /etc/sysctl.conf
以下を追記
vm.dirty_writeback_centisecs = 6000
(2)「ファイルの最終アクセス時刻更新を停止」
fstab を開く。
$ sudo nano /etc/fstab
noatime を追加。
UUID=87d8870e-4ad0-4d59-9303-5921e0f6a8f2 / ext4 noatime,errors=remount-ro 0 1
(3)「shmのサイズ変更」
/dev/shm の tmpfs の容量の指定は, /etc/default/tmpfs の中の
SHM_SIZE=2024m
(4)「/tmp と /var/log を tmpfs に変更」
/var/log を削除
$ sudo rm -rf /var/log
fstab を開く。
$ sudo nano /etc/fstab
以下の2行を追加
tmpfs /tmp tmpfs rw,size=64m 0 0
tmpfs /var/log tmpfs rw,size=128m 0 0
(5)「~/ramdiskを1.5GBの容量を持つドライブとしてRAMディスクに設定」
$ mkdir ramdisk
$ sudo mount -t tmpfs -o size=1792m /dev/shm /home/kimiko/ramdisk
$ sudo chmod 777 /ramdisk
確認
$ df -h
tmpfs 3.9G 0 3.9G 0% /dev/shm
/dev/shm 2.0G 0 1.8G 0% /ramdisk
サーバー起動時にマウントするように設定。
$ sudo nano /etc/rc.local
exitの前に以下を追記。
mount -t tmpfs -o size=1792m /dev/shm /home/kimiko/ramdisk
opensimをフォルダーごとここへコピーして、ここで稼動を開始
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