2013/05/03

USBメモリーでOpenSimサーバーの稼動実験

備忘録です。

PCのOSに関係なしで、しかもハードディスクなしで稼動させるのが目的です。
1年前には『Tiny Core Linux』でトライしましたが、今回もRAM上で稼動する『Puppy Linux』で挑戦しました。

しかも、Puppy最新版「Precise」では豊富なUbuntuのライブラリーが簡単に使用できるからです。
特にmono-completeが取り出せるのが魅力です。

(1)『Barry's blog』(下)から、live-CD ISO file (167.5M)をダウンロードします。
http://bkhome.org/blog2/?viewDetailed=00172
(ダウンロードしたファイル名は、『precise-5.5』でディスクイメージファイルです)

(2)Windows7機でunetbootin-windows-568を立ち上げ、precise-5.5を指定してインストールUSBメモリーを作成します。
(これはインストール用CDの代用です ^^)

(3)http://101.143.161.76/puppy/opt/から、日本語化のためにlang_pack_ja-1.5b.sfsをダウンロードして、上記USBメモリーへコピーしておきます。

(4)上記USBメモリーをBoot指定で立ち上げてから、lang_pack_ja-1.5b.sfsをPuppyのファイラーでクリックすれば、まずインストーラを日本語化できます。

(5)2個目のUSBメモリーを追加で装着して、Puppyの『ユニバーサルインストーラ』を使用すれば、常時使用するUSBメモリーが製作できます。
(参考) http://www.inohara.net/~kazuyoshi/lan-puppy_precise_543-linux.htm

さて次が本題です ^^)



(6)puppyのPETgetマネージャを立ち上げ、検索窓に『mono-complete』っていれて「Search all repositories」で検索をかけますと、2.10.8.1版が見つかりますので、これをクリックしてインストします。(SS1)
よくみると、ubuntuからのライブラリーですよね ^^) 

なおインスト時に「Examine dependencies」ボタンクリックを忘れないようにしてください。これは関連するパッケージのインストも併せて実行する便利な機能です^^)
(SS2は、べつのKtermパッケージをインストするときのものです)




(7)あとはOpenSimをダウンロードして、その/binディレクトリーで端末から『mono OpenSim.exe』とやれば、OpenSimサーバーが立ち上がります。
(SS3は、Windows7機でViewerを起動して、Lanで接続されているPuppy機をVNCで遠隔操作しているところです。)





あたしは、mono以外にnvidiaのドライバーとx11vncをPuppyにインストしていますが、9個の何もないSimを持つOpenSimも含めてメモリー使用量は740KBで、あと2.7GB残っていますので、まだまだ余裕がありそうです ^^)

でもあまり増やすと、Puppy機の電源OFF時にこれらがUSBメモリーへ自動BackUpされる時間が長くなってしまう欠点があります・・・・


これで、ハードディスクなしにOSgridへ常時接続できるようになりました。
(電気代が節約できるかな?)

USBメモリーの代わりにSSDを使用しても、これへの書き込みが電源Off時だけになるはずですから、寿命の心配も払拭されそうですw

そだ、Mysqlもインストしてみようかな?・・・・・・

しばらくは、SLを離れて遊べそうです~ ^^)

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(追記 20130505)
nvidiaのドライバーをはずしました。
Fire-Wall設定用で、ufw_0.31.1-1をインストしました ^^)

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