2018/04/04

豊洲市場・都と設計会社との打合せ議事録


大事なので、備忘録メモとして保存しておきます。
(出典)https://togetter.com/li/1214826

建築エコノミスト森山 @mori_arch_econo 2018-04-02 08:53:07

①豊洲市場計画における都と設計者の生々しいやりとりが分かる設計定例会議の議事録がこちら→ますは都が作成した「豊洲新市場整備方針」平成21年(2009年)2月goo.gl/1YgWTh。重要なポイントは「遮水壁の設置」と「液状化対策」、「盛り土」、「地下水位管理」の4点 pic.twitter.com/V2E4py9Igc





建築エコノミスト森山 @mori_arch_econo 2018-04-02 09:38:59

②豊洲市場計画における都と設計者の生々しいやりとりが分かる議事録がこちら→大地震直前の2011年3月7日から始まる議事録goo.gl/7bDLwCこの議事録では4月6日に大きなヤマ場を向かえている。日建設計から「盛り土中止の提案」。それに対し環境アセスや土壌汚染対策との問題を説明しない都 pic.twitter.com/P2WX8gqGty







建築エコノミスト森山 @mori_arch_econo 2018-04-02 10:02:17

③豊洲市場計画における都と設計者の生々しいやりとりが分かる議事録→2011年6月の時点で設計間に合っていない。市場要望聞いていないことを日建設計が吐露。goo.gl/7bDLwC都から、杭の断面小さくしろ、コンクリート強度と建築の耐久性も低下させろだの信じられない指示をし始めている。 pic.twitter.com/yH0ZgJjJVn




建築エコノミスト森山 @mori_arch_econo 2018-04-02 11:11:06

④豊洲市場計画における都と設計者の生々しいやりとりが分かる議事録→2011年3月29日、大地震後に湾岸の液状化状況を見てビビル日建設計に対し、液状化やらない理由を考える都。都議会と築地市場関係者にどうやって隠蔽するかを関係者で悪だくみしている。goo.gl/7bDLwC pic.twitter.com/1toIAu8bvy
 建築エコノミスト森山 @mori_arch_econo 2018-04-02 12:18:29
⑤豊洲市場計画における都と設計者の生々しいやりとり議事録→なんと!日付は2011年3月8日。ちょうど民主党の裏切り議員の花輪が雲隠れしてる頃。都議会で移転決定もしていないのに都と日建設計で勝手に設計を進めている。goo.gl/hEPs6x すべての問題が7年経った今も解決されていない。 pic.twitter.com/ck2j1iVFX6











みずのや @mizunoyak 2018-04-03 05:16:06

@mori_arch_econo マシンハッチ。やっぱり地下空洞に汚染ガスが充満することを想定していた!東京都も日建設計も全部分かった上で盛土無しにしている。これは罪が深い。>盛土無しの発覚直後地下空洞で大気汚染指針値の7倍の水銀が検出され、大騒ぎに!砕石層下は未対策区画の頭が露出していた。誰が見ても危険な状況。 pic.twitter.com/l42ANjptaB
MITIMIZU @qqta5ydd 2018-04-02 14:07:16
これを読むと、設計上の問題発生の根本原因の多くは、スケジュールの厳しさにあることがわかります。その中、設計打合せで、東京都がかなり理不尽な条件を出しており、設計者は翻弄され続けたことでしょう。・・・それにしても「杭の断面小さくしろ、建築の耐久性も低下させろ」には参りました。 twitter.com/mori_arch_econ…
建築エコノミスト森山 @mori_arch_econo 2018-04-03 08:29:55
⑥豊洲市場計画で都と設計者の生々しいやりとり→2011年10月の議事録。工事前から豊洲市場の構造強度や耐震性を無視する提案し続ける都。汚染物質が上昇することも知っている都と日建設計。換気もできずカビ生え、臭気こもることも確定。それに従う日建設計の様子がわかる。goo.gl/pEqN53 pic.twitter.com/8hhWBIhLOJ
建築エコノミスト森山 @mori_arch_econo 2018-04-03 10:03:24
⑦豊洲市場計画で都と設計者の生々しいやりとり→2011年11月2日の議事録。豊洲市場の建築計画がまったく後戻りできない失敗判断がおこなわれた会。杭や異様な基礎形状や地下水侵入が確定するミーティング。ここで決定的な破局設計にいたる瞬間を向かえる。goo.gl/pEqN53 pic.twitter.com/JVA0KyDOW7
建築エコノミスト森山 @mori_arch_econo 2018-04-03 10:57:13
⑧豊洲市場計画で都と設計者の生々しいやりとり→2011年11月22日、24日の議事録も重大問題。設計上おさまらないからという理由で築地仲卸店舗の数を勝手に200店舗減らす都と、仲卸を減らすことで工事費減額です!と本末転倒な日建設計のやりとり。goo.gl/pEqN53 pic.twitter.com/bUNAr3vNit
建築エコノミスト森山 @mori_arch_econo 2018-04-03 11:19:51
⑨豊洲市場計画で都と設計者の生々しいやりとり→2011年11月29日、「時間が足りない設計が間に合わない。」という日建設計の悲鳴に、都側は「6街区仲卸は計画は確定しない仮置きでいい」と真面目な検討を放棄。このまま現在に至り、今の市場機能の破綻がある。goo.gl/pEqN53 pic.twitter.com/M50CmfQ3oC
建築エコノミスト森山 @mori_arch_econo 2018-04-03 11:47:04
⑩豊洲市場計画で都と設計者の生々しいやりとり→2012年2月8日、護岸についてのやりとりも興味深い。「地震時にはわずかではあるが所定の安全率を上回っている!」って記述がある、わずかにしか上回っていない、要はギリギリっていうことですね。goo.gl/pEqN53 pic.twitter.com/LB2XGwS9yW
みずのや @mizunoyak 2018-04-04 04:00:59
@mori_arch_econo 「都の構造設計指針には必ずしも準拠しなくてよい」あっさり凄い事言っていますね>中央卸売市場は「東京都震災対策条例」で「防災上需要な建築物」に指定されています。財務局の構造設計指針の耐震設計基準から勝手に外すと条例との整合性が無くなるのでは?!「外す」なら条例改正を行う必要がある筈 pic.twitter.com/n1DsV7r2XX
建築エコノミスト森山 @mori_arch_econo 2018-04-04 07:01:21
⑪豊洲市場計画で都と設計者の生々しいやりとり→2012年1月11日の議事録が凄い。設計が出来ていない状態で着工するように指示する都。間に合わないないことを認め誤魔化し方を探り、あの有名なマグロが切れない店舗、仲卸店舗が成り立っていないことを認める!日建設計。goo.gl/9SMj2z pic.twitter.com/PbbGC7ezUu
建築エコノミスト森山 @mori_arch_econo 2018-04-04 07:15:25
⑫豊洲市場計画で都と設計者の生々しいやりとり→2012年1月11日の議事録が凄い。地盤が沈下することを心配しまくる関係者。掘った土を置いておくだけで、土ので重量で地盤沈下する。やはり、ネガティブフリクションが起きて、杭が折れることも懸念していた。goo.gl/9SMj2z pic.twitter.com/EibpCS4jos



建築エコノミスト森山 @mori_arch_econo 2018-04-04 22:43:15
⑬豊洲市場計画で都と設計者の生々しいやりとり→2012年2月1日の議事録も凄いぞ!。豊洲市場の事務所の天井はトラックが通ると揺れる。対策はわからない。やはり構造はユルユルだった。トラックで揺れるなら地震時はどうなるっていうんだい?日建設計の役員さんってばよ!goo.gl/ZyzhHF pic.twitter.com/J69gPZ8TfS




建築エコノミスト森山 @mori_arch_econo 2018-04-05 06:48:07
⑭豊洲市場計画で都と設計者の生々しいやりとり→2008年7月の議事録。土壌汚染対策について、建物の隙間や亀裂からガスは漏れる。盛り土に加えコンクリートもやれ。コンクリートの厚みは25センチ以上必要。汚染地下水は残るから上がってこないようにする。 goo.gl/YzF7oa pic.twitter.com/7v1YUj2fag



建築エコノミスト森山 @mori_arch_econo 2018-04-05 07:24:00
⑮豊洲市場計画で都と設計者の生々しいやりとり→2008年7月の議事録、土壌汚染対策の目的と基準。建物の隙間や亀裂から漏れるベンゼンガスの濃度をガン発生リスク以下に下げるには、地下水基準の110倍以下に抑える必要がある。しかし!2018今年の2月でまだ130倍出てます。 goo.gl/YzF7oa pic.twitter.com/oZAI479bKg




建築エコノミスト森山 @mori_arch_econo 2018-04-05 09:02:39
⑯豊洲市場計画で都と設計者の生々しいやりとり→goo.gl/g9EWPS 2011~2017年まで都議会における「盛り土はアリ」騙しの記録集。全党まんべんなく騙されてる。質疑の多い共産が一番多く騙されていますが、意外なことに公明党も何度も騙されている。全部で27回騙してる。都職員実名入り pic.twitter.com/hh5OV5YraP




建築エコノミスト森山 @mori_arch_econo 2018-04-05 13:02:03
⑯豊洲市場計画で都と設計者の生々しいやりとり→goo.gl/nXbjFn  2012 年3月14日、日建設計のマシンハッチ数や大きさに関する質疑に、「そこから掘り進める(地下に)から1つでいい」と本当に発言。まさかホントにやる気だったとは・・。土壌汚染が噴出することを確信し心配していた都 pic.twitter.com/909BFRY0LA
 
 
 
 
 建築エコノミスト森山 @mori_arch_econo 2018-04-05 13:40:08
⑱豊洲市場計画で都と設計者の生々しいやりとり→goo.gl/nXbjFn  2011 年11月7日、都の財務局抜きで勝手に建物強度指針を下回ろうという魂胆の市場局と日建設計。オレンジ本とは「建築構造設計指針」(東京都建築構造行政連絡会監修)建築構造を決定のめの手引き書。表紙の色がオレンジ色 pic.twitter.com/OPTHZOxU5i
 
 
 
 
 
 

2018/03/31

なぜ豊洲市場の仲卸棟の床耐荷重は、一般倉庫より少ないのか?

(ツイッター)森山氏の推測。

おそらく、当初そうとう無理な完成期限を切られており、設計が出来てない時点で、杭の先行発注をおこなった。(杭の製作に時間がかかるので設計終了後に発注では数ヶ月時間がかかるから)その発注時に、卸売市場の耐震性能が防災拠点となる建築物として1.5倍であることを設計担当者が忘れていた。→
 https://twitter.com/mori_arch_econo/status/979485116580823040

 →杭の発注後、上部構造の検討中に豊洲市場の耐震性能が防災拠点として1.5倍必要だと気付いた。そのときには杭の発注終わっていた。なんとか構造強度足りない杭に合わせて再設計するしかなくなり設計終了期限も迫っている。そこで巨大なフーチング方式で横力を減らせないか、と狂った案が出て来た。
 https://twitter.com/mori_arch_econo/status/979486054188138496

 →それでも杭の検定比足りない。とうとう上部構造の肉抜きを検討するしかなくなる。鉄筋コンクリート構造から鉄骨造に変更。すると建物の変形量が大きくなりすぎ層間変形角が1/100を超えてしまい、東京都の防災拠点施設としての耐震性能が確保されなくなることが分かった。都が防災拠点指定を外した
 https://twitter.com/mori_arch_econo/status/979487016042852352

 →都が豊洲市場から防災拠点施設指定を外すことで、なんとか層間変形1/100に抑えてごまかせる!と思ったものの、地下構造があると杭への負担消えないので、盛り土無しの縦穴に杭頭フーチ掘っ立て、擁壁に分離して解決を図った。ところが!耐震上有効な土の拘束がなくなって地上同等となった、そこで
 https://twitter.com/mori_arch_econo/status/979488455448133632

 →とうとう、さらなる肉抜きとして、積載荷重の制限を加えることとし、700㎏/㎡で、発注仕様書を過去に遡って改竄してもらうよう要請。これでなんとか収めて確認申請すり抜けようとしたものの、一部の杭で検定比オーバー。なので始めからギリ検定比1.0で構造計算を逆算して辻褄合わせようとした
https://twitter.com/mori_arch_econo/status/979489128231329792

→それでも耐震規定に収まらないので、とうとう掟破りの固定荷重の机上減築をおこなう。確認申請後に全体ですりあわせながら直すこととし、最上階の抑えコンクリートの数字を、たとえ発覚してもケレスミスを装えるように100ミリ→10ミリに改竄し構造計算。建築主事も適判機関もノーチェック
 https://twitter.com/mori_arch_econo/status/979492417547132928
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(以下はアタシの推定です)

そこで、仲卸棟も卸売棟・青果棟と同じように1000Kg/m2の床耐荷重にすると、
基礎杭への地震力がどれほど増加するかを試算してみました。

条件
 対象階数:2
 概算面積:324mx154m=49,896m2
 床耐荷重700Kgなら、地震用荷重は250Kg/m2(設計会社提示値)
 床耐荷重1000Kgなら地震用荷重は350Kg/m2(設計会社提示値)
 上記の差=350−250=100Kg/m2の増加
 1階の水平震度:0.1(設計会社提示値)
 上層階の水平震度:0.2

増加地震力=100Kg/m2x49,896m2x(0.1+0.2)
     =1,496,880Kg
     =1,497トン
     =14,700kN

ピット層地震力(杭にかかる地震力)
 構造計算書から 651,817kN
 床耐荷重を増やせば、651,817+14,700=666,517kN
 増加率 2.2%
杭の検定で0.97〜1.00のが40%ほどあり、多くの杭が検定比1.00を超えそうです。


2018/03/23

豊洲市場・施行令88条地震力算出の瑕疵疑惑

(1)疑惑の概要

豊洲市場に関して設計会社が作成した構造計算書では、基礎杭にかかる地震力(せん断力)は以下のように計算されています。
基礎杭にかかる地震力=(2階〜5階の建築重量合計)x0.2+基礎梁層重量x0.1
          =419,109kN+232,708kN
          =651,817kN
この式において、基礎梁層重量x【0.1】が過小評価でないかとの瑕疵疑惑が今回の問題です。

水平震度(せん断力係数)が0.2になれば、
基礎杭にかかる地震力=419,109kN+465,416kN
          =884,525kN

これが正しいとすれば、杭にかかる地震力は35.7%の増加になり、すべての基礎杭で検定比が1.00を越える可能性があります。



(2)建築基準法施行令第88条における「地震力」とは、以下に示す通りです。

1)建築物の地上部分の地震力については、当該建築物の各部分の高さに応じ、当該高さの部分が支える部分に作用する全体の地震力として計算するものとし、その数値は、当該部分の固定荷重と積載荷重との和に当該高さにおける地震層せん断力係数を乗じて計算しなければならない。この場合において、地震層せん断力係数は、次の式によつて計算するものとする。

Ci=ZRtAiCo

Ci 建築物の地上部分の一定の高さにおける地震層せん断力係数
Z  その地方における過去の地震の記録に基づく震害の程度及び地震活動の
状況その他地震の性状に応じて1.0から0.7までの範囲内において国土交通大臣
が定める数値

Rt 建築物の振動特性を表すものとして、建築物の弾性域における固有周期
及び地盤の種類に応じて国土交通大臣が定める方法により算出した数値

Ai 建築物の振動特性に応じて地震層せん断力係数の建築物の高さ方向の分
布を表すものとして国土交通大臣が定める方法により算出した数値

Co 標準せん断力係数

2)標準せん断力係数は、0.2以上としなければならない。(以下省略)
3)省略

4)建築物の地下部分の各部分に作用する地震力は、当該部分の固定荷重と積載荷重との和に次の式に適合する水平震度を乗じて計算しなければならない。ただし、地震時における建築物の振動の性状を適切に評価して計算をすることができる場合においては、当該計算によることができる。

k≧0.1(1-H÷40)×Z
k 水平震度
H 建築物の地下部分の各部分の地盤面からの深さ(20を超えるときは20と
する。)(単位 m)
Z 第1項に規定するZの数値) 

(出典)http://best.life.coocan.jp/k-rei/rei03/08/02/rei_088.html



(3)設計会社および森高元PT委員の主張

第2回市場問題PT検討会議において、設計会社が水平震度0.1を採用した理由の要旨は以下の通りです。

「基礎ピット部は高さ5mのうち4m(4/5)が地中に埋まっており、法令上地上とみなせません(地下である)。また土による拘束効果は前提としていません。」
(出典)設計会社提出資料図28頁
http://www.toseikaikaku.metro.tokyo.jp/shijyoupt02/04_1nikkennshiryou.pdf

また第3回PTにおいて森高委員は以下の論旨で主張されました。
「75%以上が土壌と接触しており地下とみなしてよく、水平震度0.1で合理的である」
(出典)第3回PT議事録
http://www.toseikaikaku.metro.tokyo.jp/shijyoupt-kaigi03rokuga.html

上記の論旨は、基礎梁層は地階と見て建築基準法施行令88条第4項の適用が可能とのご主張です。

しかしながら、設計会社提出資料の28頁でもわかるように、4mの土に接しているのは構造的には別物である擁壁の外部であって、建物本体に対しては土に変わるものとして拘束出来る物体はポリスチレン板と基礎柱の外面しかありません。空気では拘束出来ません。「建築物の構造関係技術基準解説書」のP.297(建築基準法施行令第88条)にも解説があるとおり、75%以上として算入するのは「地盤・土壌に接する部分」です。空気やすきまを持って設置された他人の構造物(擁壁)は含まれていません。土壌との接触面積を精査すると、多めに算定しても53%しかありません。
(構造設計士の高野氏の見解を活用させていただいております)


(4)土壌との接触面積の精査

そこで、基礎梁層の側面図(断面)及び平面図(断面)を用いて、正確に土壌の接触面積比率を求めてみました。
(番号は図面上での部位番号とも一致)


①外縁部
周長方向比:100%土壌接触、深さ方向比:5m中0.25m
土壌接触率=100%x0.25/5.0=5%

②基礎柱の外面
周長方向比:3.6m/12m、深さ方向比:5m中3.7m
土壌接触率=3.6/12 x 3.7/5.0 =22%

③基礎梁張り出し部端面
上記②ですでに集計済み

④発泡ポリスチレン
厳しく見ると、
周長方向比:(12-3.6)/12、深さ方向比:0.5m/5.0m
土壌接触率=8.4/12 x 0.5/5.0=7%

100歩譲歩して、50cm幅のポリスチレン板の圧壊で基礎梁下端まで拘束
されると見ると
周長方向比:(12-3.6)/12、深さ方向比:1.85m/5.0m
土壌接触率=8.4/12 x 1.85/5.0=26%

土壌接触率①〜④合計は、
厳しく見ると、34%
譲歩して見ても53%



(5)結論

よって森高委員が主張された「土壌接触は75%以上」は成立せず、設計会社の「5mの内4mが埋まっているから」という説明も、明らかに成立しません。以上より「形式において」まず地下の要件を満たさないと考えらます。

従って水平震度0.1の使用は、施行令88条地震力の算出瑕疵と考えられ、水平震度0.2を使用して再度構造計算(杭の検定)をやりなおすべきではないでしょうか。

なお、この建築物の構造計算は「上部構造」と「基礎+杭」の2部に分けて実行されておりますが、「上部構造」に関しては再計算の必要性がなく、「基礎+杭」の部分の再計算でことが足りると思います。
(高野氏の見解を活用させていただいてます)


(6)他にも疑惑あり

なお豊洲市場の建築物には、「土壌汚染対策で後から追加された地下ピットのコンクリート床が構造計算に加味されていない?」という別の疑惑もくすぶっています。
以下のUPLに別途記載します。

【豊洲市場耐震疑惑】<追加土間コンの水平地震力が杭に悪影響?> http://kimikodover.blogspot.jp/2018/03/blog-post.html

豊洲市場・追加床工事に関するJSCAさんへの質問書
http://kimikodover.blogspot.jp/2018/03/jsca.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
180324 (4)の土壌接触面積率の合計54%を53%に修正

2018/03/17

豊洲市場・追加床工事に関するJSCAさんへの質問書

本記事は送信控えです。 JSCAさんへのメールシステムは画像添付できないために、こちらへ画像含みの記事として記載しているものです。

また図面を入れ替えましたので、図の出典に関する文言が送信文から一部変更になっています。

なお、JSCAさんへの質疑、および報道に供する限りは、このページの内容複製・利用はご自由になさってくださいませ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


日本建築構造技術者協会様

         「豊洲市場の追加コンクリート床に関する問い合わせ」


拝啓、
貴会 ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。

さて、東京都が進めております豊洲中央卸売市場が完成し、一昨年の末に検査済証が発行されました。 しかし土壌汚染対策のために、現在は地下ピットの砕石層の上にコンクリート床を追加打設すべく、工事が進められております。 この件に関しまして構造計算上で一点だけご教示をお願い申し上げたく、本状を送らせていただきました。

追加されたコンクリート床の断面図を以下に示します。この図は1級建築士の水谷氏が東京都へ開示請求されて公開されたものを見やすく書き直しました。なお基礎柱部と基礎杭は断面にしておりません。

(図面左クリックで拡大できます)


  (180401追記:工事写真から見てブチルゴム寸法はt20,h50に修正)


基礎柱の平面寸法は幅で約4mx4m、X・Y方向に12mスパンで1000本ほど配置されており、追加される床の厚みは25cmあり、各基礎柱の4面をぐるりと取り囲んで密着して打設されております。


追加床の打設範囲は、建物ほぼ全体にわたります。


以上のような場合の構造計算モデルは、市場問題プロジェクトチームが第3回会議で公開されたもの(出典 http://www.toseikaikaku.metro.tokyo.jp/shijyoupt03/06_datousei.pdf )を参考にして、追加床を緑色で追記し書き直した下図の左に示すようになると思います。
(基礎柱と追加床は断面表示でモデル化しております)


なお、上部構築物のモデルは変更がありませんので、記載しておりません。

また、基礎柱と追加コンクリート床は鉄筋で締結されておりませんので、密着部分にクラックが入るかもしれません。クラックが入れば、追加コンクリート床は地面には接しているものの、基礎柱に対して上下に相対移動が可能なローラー接続になろうかと思います。



そこで当方がお伺いしたい質問です。

『どちらのモデルの場合におきましても、杭+基礎に印加される地震力は、当初計算されたものに【追加床重量x水平震度0.1】が追加される』と考えておりますが、この考え方は合っていますでしょうか? あるいは間違っていますでしょうか?

おいそがしいところ、まことに申し訳ございませんが、なにとぞよろしくご教示くださいますよう、お願い申し上げます。

敬具
堂場きみ子


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
180318追記
JSCAのホームページから問い合わせの確認返信が届きました。システムが自動的に返信したものです。

180406 14:35追記 JSCAさんからのお返事は、まだいただけていません。
         以降は、お返事をいただいた時に追記します。

2018/03/10

豊洲市場耐震疑惑に関する都議会質問

もし私が都議会議員なら、こんな質問で東京都を追求してみたいですね。
(追加土間コンによる耐震性不足疑惑に限定するため、前半部分を削除しました)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「豊洲市場の杭の耐震性と追加工事」に関し、澤中央卸売市場次長にお尋ねいたします。

(1)
第4回市場のあり方戦略本部会議にて、澤中央卸売市場次長は以下のようにご発言されております。(第3回と記載していましたが第4回が正解です)

「なお、コンクリートを敷き詰めることによる建物構造上の問題につきましては、 複数の外部専門家に問合せを行いまして、問題のないことを確認しております。」

複数の外部の専門家とはどなた達で、どんな根拠で問題ないとおっしゃられたのでしょうか?

以下の内容をきちっと伝えて判断を仰ぎましたか?
1)杭の検定比は1.00で安全率上での余裕がまったく無いものがある
2)追加する土間コンは基礎柱に密着して打設する

(回答)状況はきちっと伝えて判断を仰ぎました。

あれ? 第3回市場のあり方戦略本部会議のときに、「土間コンは基礎柱に密着して打設する」という設計はできあがっていたのですか? 不思議ですね〜^^)


(2)
次に建築主事におたずねします。
(以降の土間コン追加による耐震性不足疑惑は1個前のブログ記事に詳細を記載して います。 http://kimikodover.blogspot.jp/2018/03/blog-post.html )


仲卸棟のピット床の追加工事では、追加された床のコンクリート重量は少ない目に計算しても、建物全体で200,379kN(約2万トン)になります。


            図3・追加土間コン断面図


この床(土間コン)は基礎柱に密着して打設されていますが、鉄筋で追加床と基礎柱が連結されてはいません。もしこの間にクラックが入った場合、地震の上下振動では追加床と基礎柱とは相対的に上下にずれますが、水平地震振動では両者は接触していて相互に影響しあい、ずれは発生しません。即ち上下方向可動なローラー接続とみなすことができ、下図の構造計算モデルになると思われます。
(第3回PT・提出資料 http://www.toseikaikaku.metro.tokyo.jp/shijyoupt03/06_datousei.pdf を参考にして緑色で土間コンを加筆)



             図4・土間コンのモデル化
         (基礎柱、土間コン、ローラーは断面を示す)


追加土間コン重量により印加される水平地震力合計は(土間コンが土壌に接触しているので)水平震度0.1として、200,379kNx0.1=20,038kNとなり、これがすべての基礎杭に分散して印加されることになります。

構造計算書では、基礎に印加される水平地震力合計は651,817kNでしたから、これにより基礎杭に印加される地震力は、追加された土間コンにより、実に3%も増加したことになります。

先程の質問で、構造計算では基礎杭の約4割の杭が、検定比0.97〜1.00の状態と申し上げましたから、印加される水平地震力が3%も増加するとこれらの杭は検定比1.00を超えて、違法状態になっているのではないかと思われます。豊洲市場の建物が建築基準法施行令に違反するとなれば、ゆゆしき事態になります。

過去に「抑えコン1cmの誤記」があり、「1200トン重量を減築で対処し、構造計算はやり直しをしなかった」ということで、「どこを減築したのか?」という疑問が残っていますが、今回は約2万トン強を減築したとはとても思えません。

杭の検定比が1.00を超えているのかどうか、違法状態になっていないかどうか、これらを明らかにするため、構造計算および建築審査のやり直しを要求いたします。

(回答予想:土間コンは基礎柱とは切り離して打設されており、追加された床重量による杭への水平地震力の影響は発生しないと承知しております。また他の事例でもそのように扱われております。)


(7)
それはおかしい。
ここに「にいがた住宅センター」が作成された「構造計算適合判定の審査事項について」の解説があり、確かに切り離されておれば建築主事のいう通りであります。しかしこの図でもわかるように、「切り離された明確な隙間」が存在しております。


           図5・土間コン切り離し可能事例図


しかるに豊洲市場の場合は、図6に再掲するごとく、追加された土間コンの厚み25cmの2/3以上が基礎柱に密着しております。 残り1/3は約1cm程のゴム板をはめてありますが、これは基礎柱と土間コンとの干渉をなくす隙間ではなく、見た目だけの見せかけ防水処理のためのものであります。

従って、とても「切り離して打設」しているとは言えない状態であり、土間コンに発生する地震力(慣性力)は即座に直接的に基礎柱に伝わります。


 
           図6・追加土間コン断面図(再掲)


建築主事のご答弁には明らかに詭弁で矛盾があるのではないでしょうか?

改めて構造計算および建築審査をやり直し、杭の検定比を明確にすることを要求いたします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
180314 (5)澤中央卸売市場次長への質問を追加・挿入
180319 追加土間コンによる耐震性不足疑惑に限定し、前半部分を削除しました。

2018/03/07

【豊洲市場耐震疑惑】<追加土間コンの水平地震力が杭に悪影響?>

【追加土間コンとは】

「豊洲市場に土壌汚染対策の盛り土がなかった」ことへの追加対策で、専門家会議が地下ピット全面に追加工事するように提案し、東京都が工事追加を決定し、設計会社が設計したもの。



【追加されている土間コン断面図】
(水谷氏が開示請求し公開された土間コン床の設計図を見やすく書き直しました)


   (180401追記:工事写真から見てブチルゴム寸法はt20,h50に修正)

この土間コン打設に関しては、森山氏がすでに第9回市場問題PT(平成29年5月24日)第1次報告書案75ページで、杭への耐震性不足疑惑を予言されていた問題です。(下記引用)
しかし東京都はこれを無視し続け、再検討結果はPTへ報告・公開されていません。

>引用
③巨大化した基礎および杭との接合方法の関係で耐震設計上の杭の強度に質疑が呈された。
これに対し日建設計より「問題ないように対処している」との供述があったが、具体的な数値をもって説明資料を求めたい。
(理由)
i)その理由は一部の杭が検定率ぎりぎりと目されるからであり、現状以上の建物全体での積載荷重の増加は難しい可能性があるためである。
ii)そのため今後の豊洲市場の円滑な運用のための補強設計や補強工事に影響を及ぼし、さらには地下空洞底の湧水遮断工事等での積載荷重の増大にかんがみ、場合によっては上部構造の一部を減築して対処しなければならないおそれがある。


(出典引用)http://www.toseikaikaku.metro.tokyo.jp/shijoupt09/04_houkokusyoan.pdf


【問題になる地震力とは】

建築基準法施行令第88条地震力に定義されています。そこでは1次設計における、建物各部に印加される水平地震力が規定されています。

豊洲市場の構造計算では、簡単に表記しますと以下のように構造計算されています。
地震力=上部構造重量x0.2+基礎梁部重量x0.1

しかし、追加の土間コンの重量が増えましたので、基礎梁層に印加される地震力は下図のように増加します。

   地震力=上部構造重量x0.2+基礎梁部重量x0.1+追加床重量x0.1


【追加される地震力の計算と結果】<仲卸棟の場合>

そこで当方が計算してみました。

モデル化:フーチングとはローラー接続(下図参照)
鉄筋でフーチングと締結されていないので、フーチングと密着してい
た部分に微細なクラックが入った場合を想定。両者は上下に相対移動
が可能だが、水平方向には相対移動が不可能。

土間コン重量:200,379kN(約2万トン)<少ない目に評価(詳細後述)
土間コンの水平震度=0.1 (土壌接触として、1ランク減じる)

土間コンによる地震力増加量=重量x水平震度=20,038kN
元のピット層地震力=651,817kN(確認申請の構造計算書に記載数値)

従って土間コン追加によるピット層地震力の増加率は3.1%
これが基礎柱経由で基礎杭に印加される。

もともと構造計算書には、杭の検定比0.97〜1.00の杭が約4割ほどある。
言い換えれば、安全率余裕がほとんどない状態であった。
(構造計算書を開示請求してチェックされた高野氏のカウント)

従って多数の杭で検定比1.00超えが発生し、違法状態になるのではないか?



(基礎柱、追加床およびローラーは断面表示です)

なお、上図は市場問題PTが第3回会議で公開された図を参考にして、当方が土間コンを緑色で追加し、全体を書き直したものです。なお、上部構築物のモデルは変更がありませんので、記載しておりません。
(出典引用)http://www.toseikaikaku.metro.tokyo.jp/shijyoupt03/06_datousei.pdf


 【計算概要】
1)冷蔵庫棟除外
2)面積は森山氏ブログの図から算出
3)卸棟との接続部は除外
4)フーチング部4mx4m部分は積から除外
5)追加厚15cmと25cmの所は半々で、鉄筋重量除外と日建設計にやさしく^^)
6)比重は2.3



【計算詳細メモ】

使用平面図は森山氏ブログから、6区仲卸棟
https://ameblo.jp/mori-arch-econo/entry-12181631290.html

x座標
①柱 90
㉛柱 708 差618 30スパンx12m=360m
④柱 156 ④㉛との差552 27スパンx12m=【324m】

y座標
上辺 186
下辺 448
長さ 324x(448-186)/552=【154m】

12mスパンに対するフーチン面積割合 4x4/12x12=11%

コンクリート 平均厚=(25+15)/2=20cm
(これは善意に甘い目、少ない目に計算しています)

コンクリート体積=324mx154mx0.89x0.2m=8881m3
比重 2.3
コンクリート重量=8881x2.3=20,426トン

1kNは約0.102トン
9.81kN=1トン

コンクリート重量=20,426トン=200,379kN
加算地震力=200,379kNx0.1=20,038kNが追加

ピット層地震力
構造計算書 651,817kN
土間コン敷設後は、651,817+20,038=671,855kN
増加比 3.1%



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(追記)180314
市場のあり方戦略本部(第4回 平成29年6月16日)議事録
5頁、澤中央卸売市場次長発言より

「なお、コンクリートを敷き詰めることによる建物構造上の問題につきましては、複数の外部専門家に問合せを行いまして、問題のないことを確認しております。」

さて、誰に聞いて、どんな根拠で問題なしとしたのだろうか?

この時点では、まだ土間コンの設計はできていないはず。 外部専門家は以下を把握せずに判断したのかな?
①検定比1.00の杭もあり、安全率余裕がない
②基礎柱に密着して打設

http://www.shijou.metro.tokyo.jp/shijouarikata/pdf/04/giziroku.pdf


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
参考情報1

ここに「にいがた住宅センター」が作成された「構造計算適合判定の審査事項について」の解説があり、確かに切り離されておれば追加土間コンの重量による地震力は杭柱に印加されない。しかしこの図でもわかるように、「切り離された明確な隙間」が存在している。
(出典) https://www.nphcc.or.jp/anzen/tekihan/p19.pdf






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
参考情報2

下図は物理を選択した高校1年生の期末テスト初級問題(コロの慣性は無視可)。
解ければ、土間コンでも重量による地震力が基礎杭に印加されるのが理解可能。

<回答>
 Aの場合、F=Gx(M1+M2)
 Bの場合、F=GxM2 建築主事さんも解けるはずですよね〜 ^^)


<解説・高校物理・慣性の法則>
Bの場合、停止している子亀は外部から力を加えられないから動かない
子亀を動かすための力=加速度x質量
Aの場合、親亀に密着していると上記力が子亀に伝達され、その反力が親亀に発生
土間コンは子亀に似ています ^^)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
参考情報3<クラックが発生した場合の影響>

(1)クラックがない場合(平面図)

各基礎柱間の中線(今回は目地加工線とほぼ一致)を境界として、Y柱に密着している2・3・6・7(黄色)ブロックの重量x0.1がY柱に影響する。
各ブロックの重量をW、土間コンによるY柱への水平地震力をFとすると、
土間コン地震力F=0.1x4xW


(2)基礎柱密着部・目地部にクラックがあり、建物が右へ振られる場合

2・6ブロックはY柱から引き離される引張力が発生して、X柱への地震力へ影響するので、Y柱からは無関係になるが、3・7ブロックはY柱に押され、4・8ブロックは3・7ブロックから押されるので、3・4・7・8ブロックがY柱に慣性力とその反作用として影響する。
土間コン地震力F=0.1x4xW  これは(1)と同様値


(3)基礎柱密着部・目地部にクラックがあり、建物が左へ振られる場合
上記(2)と同様で、Y柱には1・2・5・6ブロックが慣性力とその反作用として影響する。

土間コン地震力F=0.1x4xW これも(1)と同様値

なお、今回は特にクラックの発生しにくいコンクリート成分で土間コン各ブロックが打設されており、各ブロック内には鉄筋も組まれているのでクラック幅寸法は数ミリ程度以下と想定される。一方、基礎柱の地震変位は1次設計の構造計算から約2cmと計算されており、クラック寸法より十分に大きくて上記現象に影響をおよぼさない。

<接触面での圧縮応力と、コンクリートの圧縮強さ>

「追加土間コン重量約2万トンx0.1」の地震力が1000本の基礎柱
2000t/1000本=2t/1本
接触面積=400cmx(25-5)cm=8000cm2=0.8m2
接触部の圧縮応力=2t/0.8m2=2.5t/m2
一般的なコンクリート強度=21N/mm2=2.14kg/mm2=214kg/cm2=2140t/m2
衝突現象がない限り、接触面では圧壊しない。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
参考情報4<なぜ土間コンは重量・地震力の検討不要と言われやすいのか?>

 引用>http://drawing.tamakana.com/03_/3031/

<一般的な土間コンクリートの特徴は、
①大抵の場合、耐圧盤に比べて厚さが薄い
②構造体として地中梁とは繋がっていない(重要!)
地中梁とは縁を切っている為、地中梁と土間コンクリートとの間には絶縁材が入ったりします。>


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
参考情報5<土間コンで、間違われ易い表現の事例>

引用>http://imayomu-kentiku.jp/?p=1610

<土間コンクリートは地面に支えられたRC床のことです。地面の上に置いてあるRC床。地盤に直接荷重が伝わるなら、その部材に応力は作用しません。ですから、土間コンクリートは構造計算をしないのです。>

豊洲市場の事例では、基礎柱に接触しており、慣性力(地震力)の圧縮力が基礎柱に伝達されますので、構造計算に加味する必要がありますね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
参考情報6<他にも耐震性疑惑があります>

以下のURLに詳細を記載いたします。
豊洲市場・施行令88条地震力算出の瑕疵疑惑
http://kimikodover.blogspot.jp/2018/03/88.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
参考情報7

なお、この件に関してJSCAさんにご教示いただこうと、質問メールを差し上げています。
(参照)豊洲市場・追加床工事に関するJSCAさんへの質問書
http://kimikodover.blogspot.jp/2018/03/jsca.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
追記180401

本記事の最初に掲示した追加床の断面図で、ブチルゴムの深さ方向寸法75mmと記載している部分ですが、実際の工事中の拡大写真を見ると50mm近辺でした。目地用の浅いものと兼用になっています。


           (左クリックで拡大できます)

      (出典)東京都・豊洲市場・追加対策工事の状況・3月8日
   http://www.shijou.metro.tokyo.jp/toyosu/tsuika/situation/index.htm


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
追記180402 【都職員もごまかし説明か】

<各務氏とツイッターでのやり取り記録>


返信先: さん、さん、さん
今都市場技術担当課長から電話あり 1.2016年12月28日に建築確認完了  この時、日建設計が安全側で計算していた杭検定比を見直して修正し検定比は下がった。 2.基礎の表面を傷つけずに土間コン打設し、基礎と土間コンの摩擦が小さいので地震時でも杭への地震力は増加しない 3. 続
https://twitter.com/kuninosaiseiwo/status/976684042648039424


返信先: さん、さん、さん
承前 3.杭検定比がいくらに低下したかについては回答を待って欲しい(期限は決められない) との事でした。 確認申請が軽微な変更でないかどうかも明言を避け、とにかく16年12月までに申請内容をきちんと修正したそうです。 建築確認の内容が改ざんされていないか心配な内容でした
https://twitter.com/kuninosaiseiwo/status/976686539261460480



返信先: さん
日建設計が基礎と土間コンの摩擦の事を、つまり、基礎の表面をはつって凸凹にしなければ密着させて土間コンを打っても構わないと言った(建設技術課長)そうですから、じゃあ、摩擦係数がいくらならと建築基準法に記載があるのだろうか 日建設計がまたまた得意の自社基準を作ったのか
 https://twitter.com/kuninosaiseiwo/status/980415642087014401

返信先: さん
垂直方向の地震振動なら、日建設計の論旨には矛盾ありません。これは基礎柱と土間コンの接着力が弱くて境界面が乖離し、両者は垂直方向に相互に無関係に動き得るからです。この状態は添付モデル化図の、(境界面に)クラックが入った場合のローラー接続の場合に相当します。 (続く)
 https://twitter.com/Kimiko_Dover/status/980433649303658496
返信先: さん、さん
しかし水平方向の地震振動では、このローラー接続でも基礎柱と土間コンは相互に干渉しあって圧縮力が伝達されますので、土間コンの重量による水平地震力は基礎柱に加算されますね。 なお1次設計の地震力は施行令88条の「標準せん断力係数」の言葉のごとく水平方向の力を扱っていますね。(続く)
https://twitter.com/Kimiko_Dover/status/980434782722039808

返信先: さん、さん
JSCAも日建設計と同じような誤魔化し回答をすると想定していましたので、アタシは両方のモデル化図を示し、「どちらのモデルの場合でも、、、」として逃げ道を塞いだ質問にしています。 もう一度技術課長さんに水平地震力で質問していただいた方が良さそうですね。 JSCA質問>
https://twitter.com/Kimiko_Dover/status/980435735437131776

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
追記180402 <当時の都職員さんは土間コンの危険性を認識していた>

ツイッター記事から、、、


今回の入札不調は、地下水管理の問題じゃなくて「杭が折れる」問題じゃねーの?豊洲新市場の杭はギリギリ一杯で「土間コンは杭から離すから大丈夫」が都の説明。ところが水谷さんの問題提起は、土間コンを地面に載せることで側方流動が起き杭に影響するというもの。これが本当の問題じゃね?





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
追記180411 【再度の確認申請をしないことによる違法疑惑】

建築基準法施行規則第3条の2【計画の変更に係る確認を要しない軽微な変更】

法第6条第1項(法第87条第1項において準用する場合を含む。)の国土交通省令で定める軽微な変更は、次に掲げるものであって、変更後も建築物の計画が建築基準関係規定に適合することが明らかなものとする。(以下略)

豊洲市場は軽微な変更に該当しませんね。建築主事の計画変更確認が必要です。


建築基準法第6条
1.建築主は、、、これらの建築物の大規模の修繕若しくは大規模の模様替をしようとする場合又は第四号に掲げる建築物を建築しようとする場合においては、、、確認の申請書を提出して建築主事の確認を受け、確認済証の交付を受けなければならない。

これには違反している可能性が高いですね。