2018/03/31

なぜ豊洲市場の仲卸棟の床耐荷重は、一般倉庫より少ないのか?

(ツイッター)森山氏の推測。

おそらく、当初そうとう無理な完成期限を切られており、設計が出来てない時点で、杭の先行発注をおこなった。(杭の製作に時間がかかるので設計終了後に発注では数ヶ月時間がかかるから)その発注時に、卸売市場の耐震性能が防災拠点となる建築物として1.5倍であることを設計担当者が忘れていた。→
 https://twitter.com/mori_arch_econo/status/979485116580823040

 →杭の発注後、上部構造の検討中に豊洲市場の耐震性能が防災拠点として1.5倍必要だと気付いた。そのときには杭の発注終わっていた。なんとか構造強度足りない杭に合わせて再設計するしかなくなり設計終了期限も迫っている。そこで巨大なフーチング方式で横力を減らせないか、と狂った案が出て来た。
 https://twitter.com/mori_arch_econo/status/979486054188138496

 →それでも杭の検定比足りない。とうとう上部構造の肉抜きを検討するしかなくなる。鉄筋コンクリート構造から鉄骨造に変更。すると建物の変形量が大きくなりすぎ層間変形角が1/100を超えてしまい、東京都の防災拠点施設としての耐震性能が確保されなくなることが分かった。都が防災拠点指定を外した
 https://twitter.com/mori_arch_econo/status/979487016042852352

 →都が豊洲市場から防災拠点施設指定を外すことで、なんとか層間変形1/100に抑えてごまかせる!と思ったものの、地下構造があると杭への負担消えないので、盛り土無しの縦穴に杭頭フーチ掘っ立て、擁壁に分離して解決を図った。ところが!耐震上有効な土の拘束がなくなって地上同等となった、そこで
 https://twitter.com/mori_arch_econo/status/979488455448133632

 →とうとう、さらなる肉抜きとして、積載荷重の制限を加えることとし、700㎏/㎡で、発注仕様書を過去に遡って改竄してもらうよう要請。これでなんとか収めて確認申請すり抜けようとしたものの、一部の杭で検定比オーバー。なので始めからギリ検定比1.0で構造計算を逆算して辻褄合わせようとした
https://twitter.com/mori_arch_econo/status/979489128231329792

→それでも耐震規定に収まらないので、とうとう掟破りの固定荷重の机上減築をおこなう。確認申請後に全体ですりあわせながら直すこととし、最上階の抑えコンクリートの数字を、たとえ発覚してもケレスミスを装えるように100ミリ→10ミリに改竄し構造計算。建築主事も適判機関もノーチェック
 https://twitter.com/mori_arch_econo/status/979492417547132928
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(以下はアタシの推定です)

そこで、仲卸棟も卸売棟・青果棟と同じように1000Kg/m2の床耐荷重にすると、
基礎杭への地震力がどれほど増加するかを試算してみました。

条件
 対象階数:2
 概算面積:324mx154m=49,896m2
 床耐荷重700Kgなら、地震用荷重は250Kg/m2(設計会社提示値)
 床耐荷重1000Kgなら地震用荷重は350Kg/m2(設計会社提示値)
 上記の差=350−250=100Kg/m2の増加
 1階の水平震度:0.1(設計会社提示値)
 上層階の水平震度:0.2

増加地震力=100Kg/m2x49,896m2x(0.1+0.2)
     =1,496,880Kg
     =1,497トン
     =14,700kN

ピット層地震力(杭にかかる地震力)
 構造計算書から 651,817kN
 床耐荷重を増やせば、651,817+14,700=666,517kN
 増加率 2.2%
杭の検定で0.97〜1.00のが40%ほどあり、多くの杭が検定比1.00を超えそうです。


0 件のコメント:

コメントを投稿